2012/09/

20

Thu
店頭販売

EARTH Japan tour 2012 with special guest:MAMIFFER

EARTH
MAMIFFER
出演

EARTH【Special Guest】MAMIFFER

OPEN  18:00  START  19:00 
PRICE  ADV ¥4,500 DOOR ¥5,000【+1drink(¥500)】
発売日 6/9
PLAYGUIDE

チケットぴあ(Pコード:172-190)、ローソンチケット(Lコード:57674)、e+

結成から20数年、未だ日本に上陸していない巨匠が遂に来日する。90年代はグランジ世代の異形の王として常識外れのヘヴィ音を鳴らし、盟友ニルヴァーナのみならず後にヘヴィ&ドローン・マスターとして君臨するサン O)))を直接的にインスパイア。2005年以降はアメリカーナに通じるアコースティック・テイストも取り入れた漆黒のサウンドで、新たな音の地平を提示するアースが、遂に日本の地を踏む! ディラン・カールソンをはじめメンバー自身も熱望しながら中々実現しなかった来日公演だが、ここまで時間が掛かってしまったことよりも、満を持してツアーが実施される奇跡を素直に喜びたい。
このツアー全公演に帯同するのがマミファー。シアトルを拠点に男女混成編成で活動し、ヘヴィネスを突き抜けた先で新たな音を模索するなど、ヘッドライナーとの共通項が見られる彼らも、アースに影響を受けている。メンバーのアーロン・ターナーはかつて『Earth 2』リリース時の超特大ポスターをハイドラ・ヘッドのオフィスに掲げていたほどのファンでもある。世界で初めて実現するこのカップリング・ツアーで何が体験出来るのか、ぜひ期待していただきたい。

EARTH
1990年ワシントン州オリンピアにてディラン・カールソンを中心に結成。最初期には後に『キル・ロック・スターズ』レーベルを設立するスリム・ムーンも在籍していたが、91年『サブ・ポップ』からのデビューEP『Extra-Capsule Extraction』リリース時にはトリオ編成に。当時から友人関係にあったニルヴァーナのカート・コベインはこの作品にゲスト参加している。93年にデュオ編成で制作された『Earth 2: Special Low Frequency Version』はギターとベースのみによるヘヴィ・ドゥーム・リフが延々70分以上に渡り塗り込められた極端な作風でカルト的な支持を得る。以後数年間はゆったりと活動を続けたが、90年代後半からディランは長い隠遁生活に入る。00年代に入りサン O)))やボリスが影響を公言したことを切っ掛けに再評価の波が訪れ、その声に後押しされるかたちで新生アースとして奇跡の復活を遂げる。05年に9年振りとなるアルバム『Hex: Or Printing In The Infernal Method』を発表、90年代の暗黒ヘヴィ・ドローンを排除し、アメリカン・フォークロアの薄暗い深みに踏み込んでいったこの作品で、新たな方向性を明示した。以後『The Bees Made Honey In The Lion’s Skull』(08)、『Angels Of Darkness, Demons Of Light I』(11)、『同 II』(12)とコンスタントにアルバムを発表、ワールド・ツアーも続けている。

MAMIFFER
00年代初頭よりエヴァーラヴリー・ライトニングハート(ELLH)として活動していたフェイス・コロッチャが、ELLH解散直後に立ち上げたアート・プロジェクト。ピアノ主体の旋律、アンビエント/ドローン的雰囲気の楽曲、そこにオーヴァー・ダブされる弦楽器やエレクトロニクスという作風は、よりアート性を重視した無機質さが魅力だったELLHよりも肉感的に聴こえ、拡張路線以降のサンO)))やへヴィロック/アンビエント系アーティストとも共鳴している。マミファー始動当初からコラボレーションを続けていたアーロン・ターナーが合流し、2010年3月東京で1日限りの来日公演を敢行。直後に発表されたアイシス解散以降アーロンは正式メンバーとして加入している。『ハイラー・エニファー』(08)、『メア・ディセンドリ』(11)の2枚のフル・アルバムの他にもコラボレーション作を多数リリースしている。